湿布とプラシーボ効果

 ご存知のように、湿布には冷たいものと温かいものとがあります。冷湿布は炎症が強い時期に使われることが多く、温湿布は症状が治まり始めてから、血行を良くするのに用いられます。しかしこのような使い分けが回復にどれほど資するものであるのかは判然としません。ですからここでは視点を変えて、湿布のプラシーボ効果に着目することにします。何しろ湿布はその薬剤の効果よりも、プラシーボ効果の方が大きいと言われているくらいですから、着目する価値はあります。

 湿布は貼っただけで心地良さが得られますから、その安心で痛みが和らぎます。冷たさが炎症を抑えてくれるような気がしますし、温かさが血行に良い影響を与えるように思われます。つまり湿布に対する信頼があれば、薬剤の効用とは関係なく、症状を鎮めているように感じ取れるのです。もちろんこのプラシーボ効果は実際に湿布を貼った上での効果ですから、薬剤が経皮摂取されることには気を付けなければなりません。用法、用量を守ることは当然ですし、薬剤が気になるようでしたら、別の冷たい物を代用するのも悪くないでしょう。  漢方薬であろうが湿布であろうが、副作用を心配しなければなりません。世の中に安全な薬など存在しません。副作用から身を守るためには、少なくとも説明書をきちんと読むことが求められます。ではサプリメントは安全でしょうか。実はサプリメントは法令上、薬には分類されません。ですから副作用等の注意事項は記載されていません。しかしサプリメントは化学合成品であり、その意味でも安全性について議論されなければならないはずです。

こうした知識も薬剤師を目指す方にとっては必要となるでしょう。

ぜひこのような知識も蓄えながら薬剤師の求人を探してみてください。

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