インナーマッスルの鍛え方

 身体の健康に貢献するインナーマッスルは、有酸素運動で鍛えることができます。鍛える時に気を付けたいのは、多くの関節を同時に動かすことです。そうすれば身体の捻れが生じ、インナーマッスルにより大きな刺激を与えることができます。そうして刺激されたインナーマッスルはしなやかになり、身体の可動域は増幅します。その結果、中高年でもスムーズに身体を動かすことができるようになります。高齢者であっても転倒せずに歩くことができるのです。

インナーマッスルを鍛える時は、肩甲骨とふくらはぎに意識を向けるようにしましょう。肩甲骨の周囲には褐色脂肪細胞が存在しています。いわゆる「贅肉」である白色脂肪細胞は余分なエネルギーなのですが、褐色脂肪細胞はその余分な脂肪を燃焼させる働きを有しています。肩甲骨の周囲を鍛えれば、褐色脂肪細胞が刺激され、脂肪の燃焼が進みます。また血行も改善され、体温も高まるのです。ふくらはぎには心臓と似た働きがあります。ふくらはぎの伸縮は血流を促進するため、結果的に心臓をアシストしています。血流を維持するためには、重力で下半身に留まった血液を心臓まで戻さなければなりません。スムーズに戻らなければ心臓は圧力を高め、過度の負担を自らに強いることになります。そこでふくらはぎが心臓の代わりに下部の血液をポンプのようにして心臓まで押し上げ、心臓の負担を軽減しているのです。

インナーマッスルを鍛えるのにウォーキングは有効です。簡単な方法ですが、正しい姿勢を保つことは忘れないで下さい。現代のライフスタイルは、猫背を生みやすいと言われています。猫背は血流やリンパの流れに悪影響を与えます。ですから少し自分の姿勢を意識するだけで、血行は随分と良くなります。ウォーキングする時は猫背を避けるため、手を前に出さないようにします。そのためには、肩甲骨で腕を後ろに引きましょう。

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